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ティファール取っ手付きフライパン11種類を比較 特徴・価格の違い・選び方・長持ちさせるコツ
ティファールのフライパンを長く愛用するための6つの注意点
フッ素樹脂コーティングを長持ちさせるための注意点とその理由です。
以下の注意点はティファールに限らず、フッ素コーティングのフライパン全般に言えることです。
1.強火で調理しない
フッ素コーティングは高温になるほど傷つきやすくなります。
2.調理の際は油をひく
油を使わなくてもスルンとお料理を取り出すことができますが、コーティングを長持ちさせるためには、炒め料理や焼き料理の際は薄く油をひくことをおすすめします。
3.金属ヘラは使用しない
ティファールのフライパンのほとんどが金属ヘラの使用可となっています。金属ヘラ対応のフライパンは、そうでないものよりも樹脂の層が厚くキズに強くなっていますが万能ではありません。フッ素樹脂をより長持ちさせるためには木製や樹脂製の調理器具を使用することをおすすめします。
4.空焚きをしない
フッ素樹脂の耐熱温度は260℃です。空焚きを続けると耐熱温度以上に熱せられコーティングが剥がれやすくなります(有毒ガスが発生する可能性もあります)。
フライパンが適温になったときに食材を入れれば温度が下がり、耐熱温度以上になることはありません。
そのため、適温になったら食材を入れ空焚きを避ける必要があります。
お知らせマークの付いているティファールならこのタイミングが一目でわかります。
5.急激に冷やさない
急激な温度変化はコーティングを弱らせる原因になります。
汚れのこびりつきが心配で使ったらすぐに水につけたくなるところですが、ティファールのフライパンは冷えてからでも汚れ落ちはバツグンです。
6.料理を入れっぱなしにしない
料理に含まれる酸性成分やアルカリ成分はアルミを溶かす性質があります。
フッ素樹脂の膜にはミクロン単位の小さな穴が開いているため、その小さな穴を通った食品成分がアルミを傷めます。
アルミが傷むとフッ素樹脂との間にすき間ができ、コーティングがはがれやすくなります。
そもそもフッ素樹脂加工って何?
フッ素樹脂はフッ素と炭素を科学的に結合させたもので、このふたつは結びつきが強く、他のものをほとんど寄せ付けない特徴があります。
水をはじくので傘に使われたり、炊飯器の内釜、紙皿・紙コップなどにも使われています。
手の脂をつきにくくするため、スマホの画面にも使われています。
アルミニウムの鍋にフッ素樹脂を吹き付けたのがフッ素樹脂加工の鍋です。
鍋に吹きかけられたフッ素樹脂の厚みはわずか0.04mm。
そんな薄いコーティングがフライパンのツルツルを守っています。
0.04mmって薄くない?もう少し厚い方がいいのでは?と思いますが、0.04mmがベストな厚さなんだそうです。
※熱を加えるとフライパンの地金になっているアルミよりもフッ素樹脂の方が伸び縮みが大きく、フッ素樹脂の量が多ければそれだけ伸び縮みが大きくなり剥がれやすくなるため。
最後は、ティファールのフライパンの特徴や私が長く愛用する理由、大きさの使い勝手などをお話します。
⇒ティファール取っ手付きフライパンの特徴と私が長く愛用する理由
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もくじ |
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1.ティファールのフライパンの違いが分かりにくい理由 2.ティファール取っ手付きフライパン シリーズ別比較 3.ティファールのフライパン どう選んだらいいのか 4.ティファールのフライパンを長く愛用するための6つの注意点 5.ティファール取っ手付きフライパンの特徴 私が長く愛用する理由 |
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