2Jul
![ホームベーカリー 羽根(インペラ)](https://petit-mall.jp/hbrecipe/wp-content/uploads/panana6.jpg)
最近ホームベーカリーの羽根の動きが固くなってきていました。
手で回してみてもスムーズに動かず、引っかかりがあります。
ジャリっというような感触も・・・
たぶん、軸受部分にパンの粉(カス?)などが入り込んでいるのでしょう。
これでは生地もうまく捏ねられないですよね。
ここは思い切って分解して掃除をすることにしました!
軸受けを外してビックリ!こんなに汚れが
分解というと大げさですが、はずしたのはパンケースの底にあるこの部分『軸受』です。
3本のネジでとまっているだけなので、ドライバーで簡単に外すことができました。
外したのがこちら。
外から見えない部分はこんなに汚れていました。
そして、掃除前と後の比較はこちら。
新品のようにピカピカにとはなりませんでしたが、ザラッとした汚れやこびりついていた汚れは落とすことができました。
元に戻して羽根取り付け軸の回転を確認。
う~ん、もうひとつという感じです。
もう一度よく見て、どこが動きを悪くしているのかを考えてみました。
ここだ!
羽根取り付け軸と軸パッキンのすき間です。
楊枝を差し込んで、汚れをかき出しました。
実はここが一番汚れていたかも。
ちなみに、赤い点線で囲っている部分やパッキンもはずせるようですが、私には外し方が分からなかったし、万が一部品を破損させた場合、交換部品がまだあるのかもわからなかったので無理をするのはやめておきました。
そもそもメーカーとしては軸受自体の交換を推奨しているので、私のようなド素人はやめておいた方がいいのでしょう(笑)
ここまで掃除が終わって確認してみたところ、以前のようにスムーズに羽根が回転するようになりました。
軸パッキンは消耗していないようなので、羽根が回転しにくくなっていた原因は汚れが詰まっていたからのようです。
軸受けを完全に乾かしてから元どおりに組み立て、お掃除完了です。
最後に水を入れて、液漏れしないことを確認。
その後、いつもどおりにパンは焼けています。
軸受けをもとに戻すときの注意点
軸受けをもとに戻すときの注意点は、パンケースの方にある穴と軸受けの方にあるポッチを合わせることです。
ここを合わせないと液漏れをします。
必ず穴とポッチを合わせて、正しくセットしましょう。
そもそもなぜ分解してみようかと思ったのか
私は、電化製品というのは自分で分解してはいけないものだと思っていました。
だからパンケースを買い換えようと思い、MKホームベーカリーの公式ホームページで確認をしていました。
すると、軸受やネジなどの部品も販売しているじゃないですか!
ということは、自分ではずしてもいいということですよね。
※後に取扱説明書で交換部品があるということが書かれているのを見つけました
じゃあ軸受だけ購入しようと思ったのですが、残念なことに私が使っている機種の軸受だけの販売はありませんでした(たぶん古い機種のため)。
パンケースの販売はまだしているのようなので、とりあえず自分で掃除をしてから購入を考えてもいいかなと思ったんです。
部品・消耗品交換について
比較的新しい機種ならパンケースや軸受はもちろん、ネジ、羽根、スプーン、カップなども購入可能です。
古い機種になると交換できるのは羽根だけというものもありますので、分解して掃除する場合はご確認くださいね。
機種ごとの交換部品はこちらで確認できます。
MKホームベーカリー交換部品一覧
部品交換が必要な場合もあります
今回、羽根が回転しにくくなっていた原因は汚れの詰まりによるものでしたが、部品交換が必要な場合もありますのでご注意ください。
部品交換が必要な場合
●軸パッキンが消耗し、羽取り付け軸が回らなくなった場合
●材料が漏れてくる場合
●生地に灰色や黒色のものが混ざってくる場合
●パンケース、羽根のフッ素樹脂加工がはがれた場合
MKホームベーカリー公式オンラインショップがあるので、電話やメールで問い合わせたりする手間なく交換部品の購入ができますよ。
まずは品番の確認を。
MKホームベーカリー公式オンラインショップはこちら ⇒ MKeLIFE
【追記:この記事を書いた半年後、軸受けを交換しました】
羽取り付け軸が回らなくなったためパンケースを購入しようと考えていたら、私が使っている機種HB-100の軸受けだけの販売があるのを発見。
結局、分解掃除から半年後に軸受けを購入し交換しました。
この記事を書いたときは軸受けだけの販売はしていなかったので、その時によって販売部品は変わるようです(製造状況による?)。
もし必要な部品が販売されていない場合でも、一度問い合わせてみる方がいいかもしれませんね。
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コメント
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HB-150を長く使っておりますが、これまで軸受けを4回交換しました。再び生地に黒いものが混ざるようになったのですが、
この記事でパッキングの隙間に滓が溜ることがわかり、掃除することができました。
大変助かりました。ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
パッキングの隙間って結構汚れるものですよね。
私もはじめてのときはビックリでした。こんなのでパンを焼いていたのかと・・・
お役に立てて私も嬉しいです(^-^)
これからもよろしくお願いします。