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真空保存で食品ロスを減らそう 富士ホーローの真空容器ヴィードシリーズは手軽さが便利です

食品を真空保存できるフードシーラーはハンディタイプや電動タイプのものを使ってきましたが、今回は手動で真空にする「富士ホーロー真空容器ヴィードシリーズ」を購入しました。
「ぶんぶんチョッパー」のときにも思いましたが、やっぱり手動は手軽ですね。袋を用意したりコンセントにつないだりの手間がなく、専用ポンプ1本で簡単に真空保存が可能になります。
真空保存は鮮度を長持ちさせます
真空保存することにより、酸化・水分発散・菌の繁殖を抑制して食材の鮮度を長持ちさせることができます。また、ニオイ移りを防ぐだけでなく、保存時の雑菌混入など、二次汚染のリスクも軽減します。冷凍保存した場合も冷凍やけを防ぎおいしさを長持ちさせます。
●食品の劣化をゆるやかにし新鮮さを維持する
●香りが飛ぶのを防ぐ
●匂い移りを防ぐ
●食品のぱさつきを防ぐ
●煮物など味が浸み込みやすくなる
●冷凍した場合、冷凍やけを防止する
購入したのは、富士ホーローの真空容器ヴィードシリーズはこちら。
専用のポンプで空気を抜き容器内を真空状態にして食材の鮮度を保ちます。
真空状態にすることで食材の酸化を防止し、湿気を取り除くことにより雑菌の繁殖を抑制します。
また、琺瑯容器は冷蔵はもちろん冷凍もOK。フタを外せば直火やオーブンでの使用も可能です。※電子レンジは不可
容器にニオイうつりしにくく、汚れも落ちやすいのでお手入れがラクちんです。
富士ホーローの真空容器ヴィードの使い方
国際特許を取得したバキュームセーバー社製の専用ポンプを使用します(ポンプは別売り)。
蓋の真ん中にあるバルブに専用ポンプをしっかりあて、ポンプを上下させて中の空気を抜くだけ。
容器の大きさにもよりますが、だいたい10~15回くらいが目安です。
私は、ものすごく力を入れないとポンプを引けなくなるまで頑張るので(笑)大きい容器では20回ほど引っ張って空気を抜いています。
蓋が少し凹みますが、これはやりすぎなのか?
真空を解除するのはバルブを指で引っ張るだけ。バルブはシリコン製で柔らかいので軽い力で引っ張ることができます。
専用の袋を用意したりコンセントにつないだりする手間がないので手軽に使えます。
容器の蓋を開けた後でも再びポンプで空気を抜けばまた真空状態にすることができるので、少しずつ食材を使っていくこともできます。
鮮度を長持ちさせれば食品ロスが減らせます
一番ありがたみを感じるのは、傷みやすい野菜、少し残ってしまった野菜の保存です。
野菜は買ってきてすぐに使えば問題ないのですが、その日の気分や予定でメニューが変わることもありますよね。
たとえば「もやし」。水に浸けなくても4~5日は新鮮なままです。
それ以上の期間は保存したことがないので不明ですが、おそらく1週間くらいは持つんじゃないかと。
※LLサイズに400gのもやしが入ります
「ニラ」も傷みやすいので買ったらすぐに食べやすい長さに切って真空保存しています。
※Mサイズに一束分が入っている様子。二束くらいは余裕で入ります。
「傷む前に早く使わなくては!」という焦りがなくなり、気持ちやメニューに余裕ができるようになりました。
少し残ってしまった野菜の保存にも便利で、キャベツは切ったところが黒くならないので無駄が出ません。
※数日たっても黒くなりません
完璧に真空状態にできるわけではありませんが、通常保存よりも野菜や食材の鮮度を保てるのは間違いありません。
作り置きのおかずの保存にも向いていると思います。
いまはまとめ買いをする家庭も多いと思いますが、真空保存で鮮度を長持ちさせることで食品ロスを減らすことができます。
琺瑯容器だからの使い方
野菜の保存以外にも、お肉の漬け込みや直火調理にも重宝しています。
タレに漬けた肉を真空状態にすることでしっかり味が浸み込みます。
朝漬け込んでおけば夜は焼くだけでOK。
琺瑯容器なので色やニオイ移りはありません。
鶏ガラスープの素と塩コショウ少々で味をつけ、鶏むね肉を茹でます。
中まで火が通ったら(15~20分位)そのまま冷まし、容器が触れるくらいになったら蓋をして真空にします。
真空にすることでしっかり味が浸み込みます。そのまま切って食べても美味しいし、サラダに使ったりもできます。
直火にかけても琺瑯容器が焦げたり変形することはありません。こびりついた汚れも簡単に落とすことができます。
バナナの保存にもおすすめ。好みの状態にまで熟したら容器に入れて真空にします。真空にした時の状態を維持できるし、皮が黒くなることもありません。
以前は1本ずつラップで包んで冷蔵保存していたのですが、手間はかからないしラップを大量消費することもなくなり助かっています。
普通の保存容器としても琺瑯は優秀です
富士ホーロー真空容器ヴィードは普通の保存容器としても使えます。
琺瑯容器の特徴
●表面がガラス質なので、匂いや汚れがつきにくく、お手入れしやすい
●金属イオンが発生しないので、食材の風味を損ないません
●酸や塩分に強いため、キムチやピクルスなど、様々な食材の保存に適してます
●ガラス質は極めて耐蝕性が高く、美しい色合いをいつまでも保つことが出来ます
●冷蔵・冷凍庫で保存可能
●油性マジックで日付や食材名を書いたり消したり出来ます
蓋には二重のパッキン(ガスケット)が付いているので、密閉性が高く液漏れ・ニオイ漏れしにくくなっています。
琺瑯は本当に長持ちするんですよね。結婚したときに買った琺瑯のバットは34年たったいまでも現役で活躍しているんですよ。
富士ホーロー真空容器ヴィードの種類について
富士ホーロー真空容器ヴィードシリーズはM,L,LL の浅型・深型 計6種類あります。
以前はSサイズもあったようですが現在は販売が終了してしまったようです。
⇒富士ホーロー 保存容器 ヴィードシリーズ全種類を確認する
私が使っているのは、LL,M,Sの深型3種類です。
LLとSはHARIOの限定色で半額&ポンプ付きセールのときに購入しました。
ポンプは付属しませんがHARIOではまだ半額で購入できます⇒真空琺瑯ストッカーL グレイ
※LサイズとなっていますがヴィードシリーズのLLサイズと同サイズです
SサイズはHARIO商品しかないようです。小さめですが深さがあるので使い勝手はなかなかいいですよ。
浅漬けを作るとき、煮卵2個に味をしみ込ませるのにちょうどいい大きさです。
▼Sサイズはこちらで購入できます▼
富士ホーロー真空容器ヴィードシリーズのサイズ
富士ホーロー真空容器ヴィードシリーズ6種類のサイズは以下の表のとおりです。
はじめてLLサイズを見たときは「大きい!」という印象でしたが、いまは色々使える便利な大きさだなと思っています。
お米2kgがちょうど入る大きさです。
Mサイズ、Sサイズは残った野菜の量によって使い分けています。
買い足すなら魚焼きグリルにちょうど入りそうなLサイズの薄型かなと考えています。
真空状態は業務用のように完璧ではないのでしょうが、食品の鮮度を長持ちさせることは間違いありません。
家庭用であれば十分に使える真空保存容器だと思いますよ。
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