記事の詳細
洗濯機のカビ臭「におい」の原因はカビではなかった!?という衝撃事実
NHKあさイチ2015年6月3日放送の特集テーマ「洗濯機のニオイ対策」。特にいまの季節は気になる~ということで、大変興味深く見ていました。
洗濯機のカビ臭い「におい」の原因はカビではなかった
誰もが経験したことがあると思う、洗濯機のカビ臭いにおい。においの原因は洗濯槽の裏側についているカビや汚れと思っていたので、洗濯槽クリーナーで定期的に洗濯機の掃除をしていたのですが、それだけではダメだったってこと?
洗濯機の「カビ臭い」においの原因は、カビではなくマイコバクテリウムがつくる硫黄化合物であることが最近の研究でわかったんだそうです。マイコバクテリウムは土などに生息しています。このマイコバクテリウムが汗などに含まれるタンパク質を栄養源として増殖して粘膜状の膜をはり、ニオイを発しているのだとか。マイコバクテリウムはとても繁殖力が強く、新品の洗濯機でも1ヶ月ほどで繁殖するというデータも公開されていました。
マイコバクテリウムの増殖をおさえるための対策
マイコバクテリウムの増殖させないためには、洗濯機内の湿度をおさえることが大切です。
1.洗濯機のフタは開けておく
洗濯機内の湿度が高くなると菌が増殖しやすくなるので、フタは開けておくようにします。
2.洗濯ものを入れっぱなしにしない
脱いだ衣類を洗濯機に放り込んでいませんか?菌の増殖を防ぐために、脱いだ衣類は洗濯かごなどに入れておきます。
3.洗い終わったらすぐに干す
洗った衣類を洗濯機に入れっぱなしにしていると、洗濯機内の湿度が上がり菌が増殖しやすい環境になります。
洗濯槽クリーナーは意味がなかったの?
においの原因の一つにマイコバクテリウムが関係していることがわかりましたが、洗濯槽クリーナーを使わなければ、あの黒いわかめのような汚れ(黒カビ)が洗濯槽の裏で増殖し、はがれたものが衣類に付着します。
やはり今までどおり定期的に洗濯槽クリーナーで洗濯機を洗浄した上で、日々のケアとして上記のことを心がけることが大切なのではと思います。
においの原因がマイコバクテリウムであることが発見されたのはほんの2ヶ月前のことですので、今後マイコバクテリウムに対応した洗剤や洗濯機が登場するかもしれませんね。
【関連記事】
・部屋干しのニオイ対策のために一番はじめにやっておきたいこと
・タオルや枕カバー、部屋干しのニオイ対策に一番消臭効果を感じた洗濯用洗剤
スポンサーリンク
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。