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ティファールの取っ手付きフライパンとウォックパン(深型)を比較してみました

4年半振りにティファールのフライパンを新調しました。
今回購入したのは、ガス火対応最高グレードの「ハードチタニウム インテンス」シリーズの28cmとウォックパンの2種類です。
なんと!ティファールのフライパンは2021年3月にリニューアルされていました。
実は、今回はじめに購入したのはウォックパン。これひとつで普通のフライパンも兼ねることができるかなと思ったのですが、もちろんそんなわけにはいかず、後から普通のフライパンも購入した次第です。
そこで、普通のフライパンとウォックパンではどんな違いがあったのか比較してみようと思います。
ティファール フライパンとウォックパンの比較
サイズはどちらも28cmのものを購入しました。
直径比較
底面(ディスク部分)比較
高さ比較
フライパン | ウォックパン | |
---|---|---|
直径 | 28.5cm | 29.5cm |
底面(ディスク部分) | 21cm | 14cm |
高さ | 4cm | 6,5cm |
重さ | 865g | 958g |
私が勘違いしたのは、ウォックパンの底面(ディスク部分)のサイズです。
てっきり普通のフライパン位の底面サイズ(もしくは若干小さい程度)と思っていたんですよね。そういったタイプもありますよね。
でも実際には7㎝も差がありました。これでは4人分のハンバーグや餃子を焼くことができません。
あくまでも炒め物に適している形です。
でも、ウォックパンを買ってよかったです。やっぱり炒め物にはこれですね!
炒め物をしているとき、食材が飛び出す心配がないのがストレスフリー。そのまま煮込みもできますし。
ティファールのウォックパン28cmは4人分にちょうどいい大きさでした。
ティファールのフライパンの特徴
使い始めのこびりつきにくさが長続きします
コーティングの耐久性が高いので、使い始めのこびりつきにくさが長続きします。
今回購入したティファールのフライパンは5代目になるのですが、いままで私が使ってきたティファールのフライパンはどれも4~5年はこびりにくい状態をキープすることができました(ほぼ毎日使用)。
こびりつかないので洗うのもラクちん。お皿を洗う感覚でフライパンを洗うことができます。
均一な熱伝導へのこだわりは底面にあり
ティファールのフライパンは底面にもさまざまな工夫を施しています。その優れた熱伝導によって、食材はムラなく、おいしく調理ができます。熱を保持することができるので、じっくりと食材の旨味を引き出すことも可能に。テクニックいらずで外はこんがり、中はジュワ。
少し厚くて、しっかりとした作りになっていますが、重みが多少あるのは頑丈な証拠です。
調理スタートのタイミングが一目でわかる「お知らせマーク」つき
お知らせマークは便利です。予熱完了をお知らせマークが教えてくれるので、食材を一番おいしく調理できるタイミングで料理がスタートできます。味はもちろん、食感や焼き目もベストな仕上がりに。
いまではこのマークがないと食材を入れるタイミングに戸惑いそうです。
空焚き防止にも一役かっていると思います。
長持ちするのでコストパフォーマンスが良い
先日まで使っていたティファールのフライパンは3800円で購入し、約4年半使ったので、年間844円の計算になります。
今回購入したのは、フライパンが約3,200円、ウォックパンが約4,000円だったので、同じように4年使えれば年間1,000円以下の計算になります。
安いフライパンを何度も取り替えるよりコストパフォーマンスはいいんですよ。
ティファールのフライパン サイズ選びについて
私が使っているのは28cmです。
28cmって相当大きいように感じると思いますが、実際に使ってみるとそうでもないんですよ。
焼きそば、チャーハンなら2人前(ウォックパンなら3人前)、ハンバーグ(手のひらサイズ)なら5~6個焼ける大きさです。
小さいと使い勝手が悪いのはもちろんですが、大きすぎるのもおすすめできません。
食材がふれていない部分は空焚き状態になるため、時々食材を動かく必要が出てきます(空焚きはコーティングを傷めます)。
作る量に合わせた大きさのフライパンを選ぶことをおすすめします。
はじめの勘違いでウォックパンとフライパンの2種類を購入しましたが、ウォックパンは本当に買ってよかったです。
ここ10年くらい使ってなかった理由はなんだったんだろう???
▼今回ご紹介した28cmのフライパン、ウォックパン▼
ティファールのフライパンを長く愛用するための6つの注意点
フッ素樹脂コーティングを長持ちさせるための注意点とその理由です。
以下の注意点はティファールに限らず、フッ素コーティングのフライパン全般に当てはまることです。
1.強火で調理しない
フッ素コーティングは高温になるほど傷つきやすくなります。
2.調理の際は油をひく
油を使わなくてもスルンとお料理を取り出すことができますが、コーティングを長持ちさせるためには、炒め料理や焼き料理の際は薄く油をひくことをおすすめします。
3.金属ヘラは使用しない
ティファールのフライパンのほとんどが金属ヘラの使用可となっています。金属ヘラ対応のフライパンは、そうでないものよりも樹脂の層が厚くキズに強くなっていますが万能ではありません。フッ素樹脂をより長持ちさせるためには木製や樹脂製の調理器具を使用することをおすすめします。
4.空焚きをしない
フッ素樹脂の耐熱温度は260℃です。空焚きを続けると耐熱温度以上に熱せられコーティングが剥がれやすくなります(有毒ガスが発生する可能性もあります)。
フライパンが適温になったときに食材を入れれば温度が下がり、耐熱温度以上になることはありません。
そのため、適温になったら食材を入れ空焚きを避ける必要があります。食材が触れていない部分がある場合は食材を時々動かしましょう。
お知らせマークの付いているティファールなら適温になったタイミングが一目でわかります。
5.急激に冷やさない
急激な温度変化はコーティングを弱らせる原因になります。
汚れのこびりつきが心配で使ったらすぐに水につけたくなるところですが絶対NGです。ティファールのフライパンは冷えてからでも汚れがスルンと落とせます。
6.料理を入れっぱなしにしない
料理に含まれる酸性成分やアルカリ成分はアルミを溶かす性質があります。
フッ素樹脂の膜にはミクロン単位の小さな穴が開いているため、その小さな穴を通った食品成分がアルミを傷めます。
アルミが傷むとフッ素樹脂との間にすき間ができ、コーティングがはがれやすくなります。
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現在販売されているティファールのフライパン11種類を比較。価格の違いなども説明しています。
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