28Jun
ホームベーカリーでパンを焼くと、どうしても底に大きな穴が空いてしまいますよね。
これって切り分けたときにとても残念な形になってしまいます。
もちろん、生地をこねた後に型に入れオーブンで焼き上げれば穴が開くくことはありません。
でも、オーブンがない場合や「せっかくだからホームベーカリーだけで焼き上げたい!」ということもあると思います。
今日は、オーブンを使わずホームベーカリーだけで、できるだけ底に穴を開けないで焼き上げる方法をご紹介します。
ホームベーカリーで焼くと底に大きな穴があく理由
ホームベーカリーを使っている方はおわかりかと思いますが、ホームベーカリーで焼くと底に大きな穴があく理由は羽根(インペラ)が付いているからです。
『焼き』の工程に入る前にこの羽をはずせば大きな穴は開きません。
直径1cmほどの軸の跡が残るだけです。
では、どのタイミングで羽を外せばいいのか?
ホームベーカリーでパンを焼いている途中で羽を外すタイミング
ホームベーカリーでパンを焼いている途中で羽を外すタイミングは
スタートから2時間30分後です。
2時間30分後とは2回目のガス抜き直後の時間です。
各機種・コースによってスタートからの時間が異なり具体的な時間は違いますが、早焼きパンコース以外はだいたいがこの時間になります。
羽を外してからの作業
途中でホームベーカリーは止めないというのがこの作り方のポイントです。
スタートから2時間30分たったらパンケースから生地をを取り出し、生地に絡まっている羽を外します。
生地を丸めなおし、再びパンケースの中に生地を戻し本体のふたを閉めます。
あとはそのまま焼き上がるまで待ちます。
羽を付けたまま焼くと大きな穴が開きますが
羽を外してから焼くと、真ん中に軸の穴が開く程度です。
6枚に切り分けると中ほどの2枚に少し隙間ができていますが、それ以外は無傷です。
ホームベーカリーは途中で開けても大丈夫なの?
ホームベーカリーは途中で開けても大丈夫です。
ただし開けっぱなしはNGです。
生地を取り出したときも、すぐに蓋は閉めましょう。
何度もこの方法で焼いていますが、いまのところ失敗したことはありません。
なお、メーカーのQ&Aによると
2回目のガス抜き後、しばらく時間が経過してしまった場合は羽根を取り除くのは諦めてください(成形発酵に影響してパンの膨らみが悪くなります)。
とのことです。
※2回目のガス抜き後とは何分後であるかという具体的な時間の記載はありません。企業秘密らしい。
パンケースからスルンと外れるのも気持ちいいですし、何より出来上がりがキレイです。
ちょっとした手間ではありますが、ぜひ試してみてくださいね。
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